空き家相談士は、空き家の予防、管理、利活用を適切にし、空き家の様々な問題を解決するため、家主等からの相談を受けて、適切に助言等をする空き家対策の専門家です。
具体的には、弁護士、司法書士、税理士、建築士、不動産業者、地方自治体等と連携して、空き家が抱えている相続やその他の問題を解決し、その物件の地域性・特性を踏まえてリフォーム・リノベーションを行って、より高い価値の物件へと転用すること等により空き家問題を解決するお手伝いをします。
そのために、空き家を取り巻く社会環境・法律・税務・登記・相続に関する知識、また、リノベーションを行う際の建築に関する規定等の多岐にわたる知識と技量を身に付けるとともに、法令順守、個人情報保護、消費者保護等に関して高い意識を持ち、そのうえで高い見識を持って依頼者の相談に乗り、社会に貢献していく重要な役割が求められています。