家を借りる目的は何ですか?

あなたは家を借りることによって、何を手に入れたいのでしょうか?

  1. 家族の絆と幸せを育む住処
  2. 子供を育て成長を促す環境
  3. 便利で快適な生活をするための手段
  4. 雨露を防ぎ、自然災害から守てくれるシェルター
  5. 生活の場であるとともに、仕事の場
  6. 買う前に住み心地を確認するための仮の住居

あなたの答えは、この中にあるでしょうか?
答えは一つとはかぎりません。
他にもあるかもしれません。
すべて列挙してみてください。
家族がいる場合は、家族全員で。
同じようなものは整理して、優先順位をつけてください。
紙の上に「理想の家」と書いて、優先順位の上位3~5つを書いてください。
それを満たす家があなたの「理想の家」です。

「理想の家」をイメージする

「理想の家」を具体的にイメージして行きます。
都心なのか郊外なのか、職場からの距離、広さ、利便性、自然環境等から始まり、外観や間取り、リビングのイメージ等。

そして、その「理想の家」で実際に生活し、子供を育て、趣味を楽しみ、家族と会話し、食事をして、そこから遊びに出かけ、仕事に出かけ、知り合いを呼んだりして、あなたの理想とする生活をしている自分をイメージしてください。

理想の生活をしているあなた自身がイメージ出来たら、実際に物件を探してみてください。

物件を探す

「理想の家」が具体的にイメージ出来たら、それが実現できそうな地域をしらべて、実際に貸し出されている物件を調べてみます。地域はあまり限定しない方が良いと思います。ある地域が良いと思っても、実は、都心を挟んだ反対側にもっと良いところがあるということもあります。

物件を探すにあたっては、予算も概略決める必要がありますが、生活を楽しめるとともに貯蓄ができるように余裕を持っておくことをお勧めします。

「理想の家」を具体化したイメージと、予算とが折り合わないことは良くあることだと思います。その時は、「理想の家」の本当に大事なところは何かをもう一度見直して、他は妥協する必要があると思います。どうしてもギャップが埋まらないこともあるかもしれませんが、安易に支払い賃料を上げるのではなく、まずは知恵を絞って、それ以外の方法を考えてみてください。

内装などが満足できない場合は、最近は、リフォームやDIYが可能な物件もありますが、普通の物件でも、交渉によって可能になることもあります。

家賃が予算よりも安い物件であれば、「家賃を今よりも上げること」と「ある程度長く住むこと」を前提に、家主さんにリフォームをしてもらうということも実現の可能性があります。