「空き家相談士認定講座テキスト(一般社団法人全国空き家相談士協会)」のなかに、空き家を利活用する場合に、どのような活用方法があるのか用途の観点から整理されています。空き家の利活用を検討している方の参考になろと思いますので、項目を列挙します。
1 住宅を住宅として活用する場合
(1)所有者又は所有者の家族などの使用
(2)二次的使用(別荘等)
(3)賃貸住宅
(4)職住一体住宅
2 住宅を用途変更して活用する場合
(1)共同住宅(シェアハウス)
(2)宿泊施設(中短期賃貸、簡易宿所、ゲストハウス、ドミトリー、住宅宿泊施設)
(3)コミュニティー施設
(4)福祉施設
(5)倉庫
(6)駐車場
(7)店舗・事務所
(8)予備的住宅(災害時の防災拠点等)
3 除去して利活用する場合
(1)再建築
(2)隣地との一体的利活用
(3)駐車場
(4)農園・菜園
(5)広場・公園・緑地(コミュニティースペース)
(6)太陽光発電
(7)建物の所有を目的とした空き地の賃貸
利活用にあたっては、目的、地域の特性、需要などを考慮して、最適な利活用の方法を検討する必要があります。
空き家の利活用でお悩みの方は、気軽にご相談ください。